「TOEIC必要派」VS「TOEIC不要派」に対する私の持論

「試験のための勉強をしてもしょうがない。TOEICなんて不要」

「TOEICスコアなんて持っていてもしょうがない。英語は喋れてなんぼでしょ?」

この論争は今も昔も続いています。

ではなぜTOEICを勉強する人が後を絶たないのでしょうか?

それは、きっと皆さん心の中では、なんとなくTOEICが必要であると気付いているのではないでしょうか?

と、いうわけで、私の意見はTOEIC必要派です。

付け加えると、日本で英語を使って仕事をする人にとって必要派。

TOEICがないと自分の英語力をアピールできない

想像してみてください。

あなたはあるアメリカの会社の人事をしており、日本語の喋れるアメリカ人を採用しようとしています。

ある日ジョン氏から応募がありました。

履歴書には「大学で2年間日本語を勉強しました」と英語で書いてあります。

 

これであなたにジョン氏の日本語力が伝わりましたか?

 

そう、これだと伝わらないんです。

2年間の勉強の成果なんて人それぞれだし、履歴書は英語で書かれているため文からも日本語力は測れません。

自分の能力を不特定の相手に伝えるためには、それをしっかりと数値化してあげないといけないのです。

TOEFLではダメなんです

じゃあTOEFLでもいいんじゃない?

と思うかもしれませんが、TOEFLではダメなんです。

物事には指し測るための単位があり、その単位は国ごと、業界ごとに定められています。

例えば長さを図るとき、アメリカではヤードですが、日本はメートルですよね?

なので、日本人に対して100メートル走のことを109.4ヤード走と言ってもピンとこない訳で、

売上100万円のことを「売上約1億3千万インドネシアルピアです」と伝えても「は??」って感じになってしまうんです。

物事を正しく伝えるためにはその国、その業界で使われている単位を使用する必要があり、日本の会社における英語を測る単位はTOEICなんです。

これがTOEFLじゃあダメな理由。

TOEICの勉強も英会話に役立つぞ

最後にこれ。

TOEICの勉強したって喋れるようにならないじゃんって意見ですが、なれます。

TOEICに出てくる単語って実際のビジネスで使用するものが多く、TOEICの勉強をすれば、実際の英会話にも大いに役に立ちます。

英会話の役に立って、自分の英語力を正しく伝えられるTOEIC。

そりゃあやらない理由が無いですよね?

ちなみにがっつり英語を使って仕事をしようと思ったら、TOEIC800点でようやくスタートラインです。頑張ってください。

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