新しいシステムの使い方が分からなくて「このソフトウェアの使い方を教えてください」と言う時に
Could you teach me how to use this software?
と聞いてしまいがちですが、これは間違いです。
正しくは、Could you tell me how to use this software?とtellを使って表現します。
Teachは学習に対して使う言葉
「教えてください」という意味合いから上記のようなシチュエーションでもTeachを使ってしまいがちですが、Teachという単語は「~を学習する」ことを教えるというニュアンスが強いため、例えば、
・Could you teach me how to speak English?
(英会話を教えてもらえませんか?)
こういう学習を対象とした場合で使います。
名前、使い方等の教えてくださいにはTellを使う
一方で名前やコピー機の使い方、メールアドレスなどを単純に「教えてもらう」時はTellを使います。
・Could you tell me his name?
(彼の名前を教えてくれませんか?)
・Could you tell me how to send a fax?
(ファックスの送り方を教えてくれませんか?)
・Could you tell me your e-mail address?
(メールアドレスを教えてもらえませんか?)
といった感じです。
仕事上の「教えてください」は大体Tellだと覚えましょう
このように、仕事上で使う「教えてください」のニュアンスには大体Tellが当てはまります。
そのため何かを教えてもらいたくなったら、まずはTellを当てはめるよう心がけるようにしてください。
間違えてCould you teach me how to send a fax?と言ってしまうと「ファックスの送り方を勉強したいの??」なんて感じに受け止められてしまうので注意してくださいね!