海外の人とメールのやりとりをしていると、相手の性別が分からない時がたまにあります。
誰かにメールで紹介してもらったりして一度も会ったことが無く、電話もしたことが無い。なおかつ署名にはSmithだけ。
また、第三国の人の名前の場合、なじみが無いためフルネームでも男女どちらか分からないことが多いです。
Mohammad Hattaと署名に書かれていても男女どちらか分かりませんよね?
*ちなみにこの方は男性。インドネシアの元首相の名前です。
そんな時の裏ワザがsanを使ってしまうことです。
sanは結構海外でも使われている
sanとは日本語の「佐藤さん」の”さん”です。
は?!と思うかもしれませんが、このsanは海外の日系企業及び日系企業と取引のある海外企業では結構多く使われています。
Smith san、Mohamed sanといった感じです。
sanはとっても便利な魔法の言葉
そして海外に出るとsanって凄く便利な敬称であることに気付きます。
海外だとMr/Msのように性別で敬称を分けることもあれば、年上年下で敬称を分けることもあり、敬称のつけ方が結構ややこしかったりします。
その点sanは男女年齢関係なくsanが使えるんですよね。
それにどれだけ偉い人であろうがどれだけ格下であろうがとりあえずsanをつけておけば間違いないという、実はsanという敬称はとっても便利な魔法の言葉なんです。
性別が分からなかったらsanを使ってしまおう
もちろん英語でのやりとりですしMr/Msの正しい敬称を使うに越したことはないのですが、どうしても性別が分からなければsanを使ってしまいましょう。
sanはあなたが思っている以上に世界中で通用しますし(といっても日系とその周辺だけですが)、こちらが日本人である限り、自国の敬称であるsanを使うことを不思議に思う人はあまりいないように感じます。
以前にsanって何?と聞かれたことがありましたが、日本人の使う敬称だよと教えたらちゃんと納得してくれました。
ということで、性別が分からなかったらsanを使うという裏ワザがあることを頭の片隅に覚えておいてくださいね!