仕事で英文メールを使うことになったけど、全然わからずにいつもグーグル翻訳のコピぺばかりしている。
もっとこなれた英文メールを書けるようになりたい。
こんな悩みを持っていませんか?
そんなあなたにぴったりの、英文メールの書き方を見違えるほど上達させる練習方法があります。しかも即効性ありです。
英文メールの書き方が見違えるほど上達する練習方法【即効性あり】
その方法は英文メールの写経です。
英文メールの写経とは、例文を見ながら、その例文をそっくりそのまま実際のメール画面にタイピングするという練習方法のこと。
- 丸写しにすることで英文メールの打ち方を頭と体で覚えることができる
- スピーキングでいうところのシャドーイングに近い練習方法
- 普段自分では絶対に思いつかないような言い回しが多く、勉強になる
これを毎日1回やるだけで本当に目に見えて効果が出てきます。
この写経を行うのにぴったりの参考書として「人を動かす英文ビジネスEメールの書き方」という本があり、今回はこの本を例に写経による英文メールを上達させるための方法を紹介していきたいと思います。
最近英文メールを使いだした人から、すでに英語でメールを打っているけどもっと上手くなりたいという人まで、是非参考にしてみてください。
それではいってみましょう!
「人を動かす英文ビジネスEメールの書き方」について
商社で40年間勤めあげた筆者が書いた英文ビジネスメールの参考書。
熟練の商社マンが書いただけあって、本当に実戦で使えるメール文例が豊富に出てきます。
そしてそれだけでなく、「なぜこの言い回しを使うのか?」「こういう言い方をすると相手はこう思うからこっちを使いましょう」といった経験者だからこそ分かるような解説も随所に入っています。
つまり、マネをすれば相手に伝わるビジネスメールが書けるようになるという、英文メールの写経にうってつけの教科書ということです。
それではここから「人を動かす英文ビジネスEメールの書き方」を使った写経の方法を説明していきます。
英文メール写経の方法
「人を動かす英文ビジネスEメールの書き方」は見開きで1コンテンツとなっており、左ページに例文と訳、右ページに表現方法のポイントが記載されています。
1:例文をメール画面にタイピングする
まずは左ページの例文をメール画面にタイピングしていきます。
文の内容は一字一句違わず、そのまま丸写しにしてください。
ここでのポイントはワードやメモではなく実際のメール画面にタイピングすること。
やはりメール画面とワードとでは感じが違います。両方試しましたが、実戦に近いメール画面を使った方が効果が高いです。
また、完成した丸写しメールを自分の会社メールに送ることで、会社でそれを見て復習することもできますし、コピペして実際の仕事で使うこともできるようになります。
打ち込むメールはGmailでもHotmailでも、あなたの使っているメールサービスでOKです。
2:右側の解説を読んでビジネスメールを理解する
次に、右側の解説を読んでなぜ今回この言い回しを使ったのか?など、ビジネスメールの理解を深めていきます。
たとえばこの遅延連絡メールでは港湾ストの影響で荷物が遅れるという設定なのですが、冒頭ではsorryではなくregretという言葉が使われています。
これについて右の解説にはこのように記載されています。
このケースは自社に責任があるわけではないので、必ずしもsorryで始める必要はありません。まずregretを使うことを考えましょう。ただでさえ日本人は不必要なおわびを連発する傾向があるので注意するように。
このように、なぜregretを選択するべきなのかが明確に説明されています。
こういう解説が全例文に対して記載されているため、例文を丸写しでタイピングして解説を読むだけで、グンと英文メールを上達させることができるのです。
3:会社のメールに送って復習&実際に使う
写経が終わったら、そのメールをそのまま会社のメール宛に送ります。
そうすることで、会社に行った後に受信メールを見て復習することができるのです。
また、会社のメールで受信しておくことで、この写経メールを参照しながら実際の仕事のメールを打つことができるようになりますし、コピペして使うことも可能です。
この写経メールを会社のメールに送るというプロセスは、実戦で使う時に非常に役立ちますので、是非マネしてみてください。
英文メールの基本もおさえておきましょう
人を動かす英文ビジネスEメールの書き方を写経することで英文メールは見違えるほど上達していきます。
毎日1コンテンツを続けることで日々上達を実感することができるでしょう。
ただ、その前に、実務で英文メールを使うのであれば、基本中の基本に関しては今すぐにでもおさえておくことをお勧めします。
- Mrの後には.をつける
- Mr.の後は半角開ける
- Mr. Smithの後は,をつける
- 文の先頭は大文字を徹底する
- 固有名詞を正確に書く
- Best regardsを忘れない
- Best regardsの後は.ではなく,をつける
英文メールの書き方が見違えるほど上達する練習方法まとめ
今回は英文メールの書き方を上達させる「英文メール写経」について紹介してきました。
- 丸写しにすることで英文メールの打ち方を頭と体で覚えることができる
- スピーキングでいうところのシャドーイングに近い練習方法
- 普段自分では絶対に思いつかないような言い回しが多く、勉強になる
- 例文をメール画面にタイピングする
- 右側の解説を読んでビジネスメールを理解する
- 会社のメールに送って復習&実際に使う
写経が終わったら会社のメールに送っておくことで、会社でその例文を元に実際のメールを作成することができるようになります。
こうやって実際に使うことでもどんどん身についていきますので、このポイントは是非おさえておいてください。
写経におすすめの参考書はこの「人を動かす英文ビジネスEメールの書き方」です。
商社に40年間勤めた方が書いただけあって、実戦的な例文が多く、解説も非常に勉強になりますよ。
今回紹介した英文メール写経は、1日1回行うだけですぐに目に見えて効果が出てくるため、もっと英文メールが上手くなりたいと感じているかたは是非試してみてくださいね!