誰でもTOEIC600点は取れるようになる試験3ヵ月前の勉強方法

私のTOEICスコアは815点です。

過去に中国語も勉強しており、HSKという中国語試験の6級を取得しています。

そして現在は、タイ語検定の取得を視野に入れて勉強中です。

このように語学の試験勉強を続けて来た中で、どの言語でもテストに合格するための共通の方法があることに気が付きました。

語学テストに合格する方法
  1. 基本の単語と文法を覚える
  2. 語学試験の模試を受ける
  3. 模試の結果できなかった所を復習する
ベストセラー書「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考でも似たような考え方が紹介されており、そこでは「わからないところをわかるようにする」という表現がされていました。

そう、この勉強方法は、

1:基本の単語と文法を覚えて基礎力をつける

2:語学試験の模試を受けてわからないところを知る

3:わからないところを復習してわかるようにする

という、まさにこの本に書いてあることを実践している勉強法なのです。

ポイントは最初に基礎力をつけてから模試を受けること。そうしないとわからないことが何だかわからないという、困惑のループに入ってしまいます。こういったポイントも細かく説明していきますよ。

今回はこの東大思考に基づいた勉強方法をTOEIC試験に照らし合わせながら解説していきたいと思います。この方法通りに勉強してもらえれば、誰でもTOEIC600点は取れるのでは?

勉強期間は3カ月、1日の勉強時間は30分~1時間です。

各月ごとに記事をわけて書いていきますので、勉強時期にあわせてブックマークしていただき、いつでも読み返せるようにしてくださいね。

今回の記事では1ヵ月目(試験3ヵ月前)の勉強内容を紹介していきます。それではいってみましょう。

誰でもTOEIC600点は取れるようになる試験3ヶ月前の勉強方法

それでは誰でもTOEIC600点は取れるようになる勉強方法を紹介していきます。

期間は3ヶ月です。この3ヶ月間のスケジュールをおおまかに分けるとこうなります。

3ヶ月間の勉強スケジュール
  1. 1ヶ月目:基本の単語と文法を覚える
  2. 2ヶ月目:語学試験の模試を受けてその後復習
  3. 3ヶ月目:再度模試を受けて弱点を重点勉強

それでは、今回は1ヶ月目、つまり試験3ヶ月前の勉強内容を紹介していきます。

試験3ヶ月前:基本の単語と文法を覚えて基礎力をつける

TOEIC勉強の第一歩として、まずは基本の単語と文法を覚えていきます。

これは、基本が分かっていない状況でいきなり模試を受けても、自分が何が分からないのか?自分の弱点は何か?をきちんと理解できないため、まずは英語の全体像をつかむ必要があるからです。

いわばTOEIC模試に向けた準備運動といったところです。

とはいえこの時期に学習する基本の単語と文法は今後のあなたの英語力の基礎となり、ずっと残っていきますのでしっかり取り組んでくださいね。

使用する参考書はこの2つです。

英単語:金のフレーズ

TOEIC用単語帳として大人気の「出る単特急金のフレーズ」

ここに載っている単語はTOEICに出てくる頻度が高いことで有名で、多くのかたがTOEIC勉強用に使用しています。

しかも、実はこれビジネス英語用の単語帳としても非常に優秀。

私は今海外の会社で英語を使って仕事をしているのですが、実際の仕事の場面で「出る単金のフレーズ」に載っている単語が面白いぐらい良く出てきます。

もう一つの特徴は関連アプリを使って空き時間でもできる”耳を使った暗記”ができるということ。これについては後で詳しく説明しますね。

基本の単語を覚えるための単語帳として、この金のフレーズを使用します。

英文法:English Grammar in Use

日本ではあまり馴染みのない本ですが、この本は世界中の英語学習者に使われている英文法書で、累計なんと3,000万部を超えるベストセラー参考書。日本人の間でも海外留学に行った人の中では有名で、私も英語を勉強したての頃に留学経験者からこの本を勧められました。

私が実際にEnglish Grammar in Useを使ってみた感想は、この本は英語初心者~中級者にとって最適な英文法書だということ。特にいいなと思ったのが「とにかく分かりやすい」ということと「文法と同時に英語の多読ができる」という2点です。

この本は全て英語で書かれているため、英語初心者に圧倒的に不足している”英語の多読”を文法の勉強と同時に行うことができます。しかも簡単な単語と文法が使われているので小説とは違ってスイスイ読み進めることができる。この英語多読によって英語読解力と英会話力も確実に向上したと感じています。

このEnglish Grammar in Useが今回文法の基礎をつけるために使用する参考書です。

試験3ヶ月前の勉強方法

それではこれら金のフレーズとEnglish Grammar in Useを使った勉強方法を紹介していきます。

1日の勉強時間は30分ほどです。これを毎日続ければ、1ヶ月で各参考書を一周することができ、一通りの英語の基礎を身に着けることができます。

1ヶ月目の勉強内容
  1. 金のフレーズ
    1. 本を読んで1日30単語覚える
    2. アプリを使って聞いて復習する
    3. 1日ごとに聞く単語数を増やしていく【重要】
  2. English Grammar in Use
    1. 1日5ページ毎日読み進める

1. 金のフレーズの勉強方法

1. 本を読んで1日30単語勉強する

まずは本を読んで英単語と意味を見ていきます。

ここでは流し読み程度でOK。暗記はこの後の繰り返しの復習でしっかり行えますので、この時点ではとりあえず見たことがあるという状態にしてください。

目安は1日30単語がおすすめです。流し読みですので5分もあればできると思います。

2.アプリを使って聞いて復習する

次にアプリを使って学習した英単語を聞いて復習します。

私の場合は夜に30単語読んで翌朝通勤電車の中でアプリで復習というスケジュールで行っていました。

アプリでは単語・例文・意味が画面に表示され、例文が読み上げられていきますので、画面を見ながら例文を聞いて一つずつ覚えていきます。

私と同じように通勤電車内で復習しようとしている方は、その日の分を電車から降りるまでの間繰り返し聞くようにすると良いと思います。

3.【重要!】1日ごとに聞く単語数を増やしていく

ここがしっかり暗記するための大きなポイントです。
新しく勉強する単語は1日30個ですが、聞く単語は以前勉強したものを含め、毎日増やしていきます。

日数勉強単語復習単語
1日目1~301~30
2日目31~601~60
3日目61~901~90

つまり、2日目にNo.31~60までの30単語を本で新しく勉強したら、その日は前日勉強したNo.1~30と今日勉強したNo.31~60の計No.1~60までの60単語を聞きます。

翌日はNo.1~90までの90単語と今まで勉強した全ての単語を毎日聞いて復習するのです。

人間はどうしても忘れてしまう生き物です。一昨日覚えた英単語なんて簡単に忘れ去られてしまいます。

でも、このように今まで勉強した単語を全て毎日復習することで、しっかりと記憶に留めておくことができるようになるのです。

この復習する単語を毎日増やしていくという事は、暗記するための大きなポイントですので、しっかり押さえてくださいね。

2. English Grammar in Useの勉強方法

English Grammar in Useは全145項目で構成されており、解説1ページ練習問題1ページの各項目2ページ、全290ページで構成されています(目次、付帯事項は除く)。

私が行っていたのは解説のみを勉強して練習問題は飛ばすという勉強法。そのため実際に勉強したのは145ページです。1日5ページ読めば30日で145ページ全て読み切れる計算となります。

英語初心者にとってこの本は目から鱗の連続となるため読み進めるのに結構時間がかかります。これは理解が難しいという意味ではなくて、理解を噛みしめるのに時間がかかるといった方が正しく伝わるかもしれません。

大変かもしれませんが、理解が深まることを楽しみながら頑張ってみてください。一か月やりぬいて全項目を読み終えた時、あなたの英語力は見違えるほど上達していると思いますよ。

誰でもTOEIC600点は取れるようになる試験3ヵ月前の勉強方法まとめ

それではTOEIC試験に向けた1ヶ月目(試験3ヵ月前)の勉強方法をまとめます。

使用する参考書は金のフレーズ(単語帳)English Grammar in Use(文法書)です。

1日の勉強内容
  •  金のフレーズ
    1. 本を読んで1日30単語勉強する
    2. アプリを使って聞いて復習する
  •  English Grammar in Use
    1. 1日5ページずつ読み進める

1日の勉強内容は上記の通りです。

所要時間は30分~1時間程度です。これを毎日続ければ1ヵ月でちょうど参考書を1周することができて、英語の基礎をしっかりと身に着けることができます。

1ヵ月で英単語と英文法の概要をおさえ、TOEIC試験のための基本能力を身に着けたら、次の月ははいよいよ模試に挑戦です。

2ヵ月目の勉強内容に関しては後日また記事にしていきますね。

今回紹介した参考書のもっと詳しい解説は下記記事を参照してください。

それでは今回はこのあたりで。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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