英会話の勉強は間違えてなんぼ。間違えを恐れずにどんどん話した方が確実に上達が早くなります。
でも、知らずのうちに相手を不快にさせてしまったり、全然違う意味を表してしまったりするような間違いはできるだけ避けたいですよね?
そこで今回は絶対に知っておくべき表現から知っておくと便利な単語まで、初心者が間違えやすい英語をまとめてみました。
あなたの英語は大丈夫ですか?この記事をざっと読んでチェックしてみてくださいね!
参考文献
ちなみに今回の記事はこのFunny Englishに載っているものの中から実際に私が間違えていたものを抜粋して書いています(一部オリジナルもあります)。
このFunny Englishは日本で英語教師をしているアメリカ人の方が執筆した本で、日本で生活する中で感じた日本人の間違えやすい英語表現がユーモア溢れる文体で描かれています。
洋書のため全文英語なのですが、簡単な単語を使って分かりやすい文法を使用しているため、英語初心者の洋書入門としてもオススメです。読んでいて面白く、書いてあることも勉強になるという、まさに英語多読にうってつけの内容といえます。
そしてなんと、今ならKindle UnlimitedでこのFunny Englishが無料で読めるんです、、
Kindle Unlimitedは月額980円で一部のKindle作品が読み放題になるというサービスですが、最初は30日間無料でお試し利用ができます。
そのためまだKindle Unlimitedに登録していないというかたでも、今なら30日間無料でお試しできるため、実質無料でFunny Englishを読むことが可能です!
ちゃんと読めて面白い洋書をお探しのかた、もっとこういう英語表現を知りたいというかたは、是非Kindle Unlimitedに登録のうえFunny Englishを読んでみてくださいね!
絶対に知っておくべき間違えやすい英語表現
I like dogだととんでもない意味に!
「犬を飼っています!犬が好きです!」と言う時に「I have dog! I like dog!」と言ってしまうと、とんでもないことになってしまいます。
I have dogの意味は「犬を食べます」I like dogの意味は「犬(の肉が)好きです」
つまり、「I have dog! I like dog!」と言ってしまうと「犬を食べてます!犬の肉が好きです!」という意味になってしまうのです。
ではどうすれば犬を飼っている、犬が好きという意味になるかというと、冠詞のaをつけてI have (like) a dogとするか、複数形にしてI have (like) dogsとする必要があります。
冠詞や複数形のあるなしでここまで違う意味になってしまうんですね。
私は英語初心者のうちは冠詞や複数形・単数形など気にせず喋った方がいいと思っているのですが、ペットや動物に関することだけは冠詞をつける、複数形にするということをしっかり意識した方がいいと思います。
・犬を飼っているという意味にするには
-冠詞をつける=a dog
-複数形にする=dogs
Can you ~ で「~できますか?」は結構失礼
「ビール飲める?」と聞くときにCan you drink beer?と聞いていませんか?
これって実は結構失礼な表現なんです。
Can you drink beer?だと、物理的にビールが飲めるかどうかを聞いている意味となり、つまり年齢や宗教上の意味合いでビールが飲めますか?と聞いていることになります。
よってこのように聞くと「俺をいくつだと思ってるんだ!?」と思わせてしまうことも。
そのため、ビールが飲めますか?と聞くときはDo you drink beer?と聞くのが正解です。
「あなたはビールを飲みますか?」というニュアンスですね。
同様に「日本語が喋れますか?」と聞くときもCan you speak Japaneseは失礼。Do you speak Japanese?と聞くようにするといいですよ。
Are you OK?は絶対ダメ!
英語初心者でありがちなのが、自分の英語が相手に伝わっているかを確認するために「Are you OK?」と聞くこと。
これは絶対にダメです。
Are you OKは相手の体調や状況を気遣って聞く表現のため、全く意味が通じないばかりか、場合によっては「ちゃんと聞いてる?」というニュアンスに捉えられてカチンとこられたりします。
また、「これで大丈夫?」と聞く時も注意が必要です。
例えば「昼ご飯は吉野家でいい?」と聞くときに「I’d like to have a Yoshinoya. Are you OK?」はNGです。
解決方法としては、英語が通じているかどうか不安な時は「My English is OK?」これで大丈夫?と聞くときは「Is it OK?」と、「大丈夫?」と聞きたいことを主語にして聞くとちゃんと通じるようになりますよ。
知っておいた方がいい間違えやすい英語表現
「どう思う?」の正しい聞き方
「それについてどう思う?」と聞くときにHow do you think? と聞くのは実は間違いです。
How do you think?だと「それについてどのような方法で考えますか?」という意味になってしまって、相手としては「???」な状態になってしまいます。
では何と言えばいいのか?
正解はWhat do you think?です。
これで「どう思う?」という本来の意味になります。
これは英語に慣れている人でも間違えて使っていることが多いので、今までHow do you thinkと言っていた方は次回から気をつけてくださいね!
・How do you think? (X)
・What do you think? (O)
否定疑問文への返答について
英語では否定疑問文への返答が日本語の場合と逆になります。
例えばYou are not hungry, right?(お腹すいてないの?)に対する返答は、
Yes = Yes, I’m hungry(おなかペコペコだよ)
No = No, I’m not hungry(おなかはすいていません)
となります。
日本語だったら「お腹すいてないんじゃないの?」と聞かれたら、
Yes = はい、すいていません
No = いいえ、すいています
となりますよね?そう、全く逆なんです。
日本語では質問内容に対して肯定否定を伝えますが、英語では質問している語句、今回の例でいうとHungryに対する肯定否定を伝えるという違いがあります。
ややこしいですよね。特に日本人はこの否定疑問文に対する返答が間違えている人が多いので注意してください。
そして実は、この否定疑問文に対する返答は日本人だけではなく他の非英語圏の人も間違えやすいです。
そのため、こちらからYou are not hungry, right?と聞いた後にYesと答えられてもすぐに”お腹がすいているんだな”と考えずにその後の文脈をみて意味を判断するようにしてください。
もし相手が”Yes”だけしか答えなかったら「You mean, you are hungry right?」と再度確認することをおすすめします。
・日本以外の非英語圏の人も間違えやすいので注意。
誤解しているShouldのキモチ
Shouldは「~すべき」という意味で覚えていますよね?
でも実はShouldの表しているキモチはちょっと違うんです。
本来のShouldはもっと優しく、「~したほうがいいよ」という意味を表します。
つまり、未来の行動を勧める言葉がShouldなのです。
また、「~すべき」を引きずっていると、例えば友人に自分の出社時間を聞かれて「8時に会社にいないといけないんだよね」と言うためにI should be at work by 8 AM と言ってしまったりします。
でも実はこれだと「8時には会社にいないといけないんだよね(でも今までいたことが無い)」という意味になってしまい「この人は遅刻ばっかりしているのかな??」という風にとらえられてしまうのです。
■詳しくはI should be at work by 8 AMだと毎日遅刻している!?【間違えやすい英語フレーズ】参照
Shouldの「~したほうがいいよ」という優しいキモチを理解しておけばこういった間違いも無くなりますよ。
知っておくと便利な間違えやすい英単語
コンセント系の英単語
コンセントは英語でOutletと表現します。Consentでは通じません。
そもそもコンセントという言葉はどこから来たのかというと”concentric plug”というイギリス英語から派生しています。
このconcentric plugとは明治期の英国で使用されていた単語なのですが、今では英国では使用されておらず、その時期の和製英語として作られたコンセントだけがいまだに日本で使われているのです。
また、コンセントのOutlet以外の表現方法として、
・Socket
・Electric outlet
・Power outlet
などがあります。ちなみに延長コードはPower stripと言いますよ。
-Outlet
-Socket
-Electric outlet
-Power outlet
-延長コードはPower strip
深夜はMidnightではない
Midnight=深夜だと思っている人が多いと思うのですが、Midnightという言葉は夜の12時を指す言葉です。
11時50分とか12時10分とかはまだMidnightに含まれるかもしれませんが、夜中の1時、2時、3時はMidnightには含まれません。
そのため、普段1時に寝ている人が3時まで起きていたことを表現しようとして「I stayed up till midnight yesterday」と言っても、実際の意味は普段より早い12時に寝ていることになってしまうため辻褄が合わなくなってしまいます。
では深夜を英語でどう言うかというとThe middle of the nightと表現します。
深夜の言い方を間違えている人はかなり多いです。深夜はMid nightではなくThe middle of the nightだと覚えてしまってくださいね!
・深夜はThe middle of the night
大盛りを頼む時の英単語
焼きそば大盛ください!
こう注文する時にYakisoba large size please!と言っても「は?」という顔をされてしまいます。
大盛りを頼む際はLarge sizeではなくExtraを使います。
焼きそば大盛りの場合はCan I have a Yakisoba with extra serving.のように使います。
Yakisoba, extra pleaseでも通じると思います。
男性諸君は大盛頼むこと多いですよね?
もっとこういう英語表現を知りたいかたへ
繰り返しになりますが、今回の記事はこのFunny Englishに載っているものの中から実際に私が間違えていたものを抜粋して書いています(一部オリジナルも入っています)。
このFunny Englishは日本で英語教師をしているアメリカ人の方が執筆した本で、日本で生活する中で感じた日本人の間違えやすい英語表現がユーモア溢れる文体で描かれています。
洋書のため全文英語なのですが、簡単な単語を使って分かりやすい文法を使用しているため、英語初心者の洋書入門としてもオススメです。読んでいて面白く、書いてあることも勉強になるという、まさに英語多読にうってつけの内容といえます。
そしてなんと、今ならKindle UnlimitedでこのFunny Englishが無料で読めるんです、、
Kindle Unlimitedは月額980円で一部のKindle作品が読み放題になるというサービスですが、最初は30日間無料でお試し利用ができます。
そのためまだKindle Unlimitedに登録していないというかたでも、今なら30日間無料でお試しできるため、実質無料でFunny Englishを読むことが可能です!
ちゃんと読めて面白い洋書をお探しのかた、もっとこういう英語表現を知りたいというかたは、是非Kindle Unlimitedに登録のうえFunny Englishを読んでみてくださいね!
⇒英語を話せるようになるためには1日これだけ勉強すればOK【想像より少ないはず】
■試して欲しい英語を喋るためのコツ
⇒これだけで英語の「読む・聞く・話す」がグンと上達するたった1つのコツ